仮想通貨の時価総額ランキングの見方を解説

解説!仮想通貨の時価総額ランキングの見方

仮想通貨を購入する時は仮想通貨の価格や時価総額を一目で確認できると便利です。

時価総額はその仮想通貨の指標にもなるので、ユーザーに注目され取引量が増加すれば時価総額ランキングも変動します。

毎回、取引所のサイトを開きチャートを確認するのは面倒だったりします、しかも取引所では取り扱っている仮想通貨しか確認できません。

そこで今回は、コインマーケットキャップでの仮想通貨の時価総額ランキングの見方を紹介していきたいと思います。

コインマーケットキャップとは?

コインマーケットキャップというサイトは、世界中の仮想通貨取引所で上場されている仮想通貨の時価総額ランキングや価格、チャート、取引数量などをランキング形式で確認することができるサイトです。

そのコインマーケットキャップのサイトは以下の9つのことが確認することができます。

・仮想通貨の時価総額とランキング
・仮想通貨の価格ランキング
・24時間の取引量ランキング
・24時間内の取引高ランキング
・最大供給量ランキング
・チャート
・各種KPI
・ソーシャル動向
・仮想通貨取引所

各仮想通貨の時価総額をランキングで確認!

投資している仮想通貨の動きやランキングをこまめにチェックすることは大切になってきます。

基本的に価格順ではなく、時価総額順でランキングされています。

価格やチャートを確認する!

それぞれの仮想通貨の価格や詳しいチャートで動きを確認しましょう!

詳しく価格やチャートを確認した場合は、知りたい仮想通貨をクリックすれば詳しく知ることができます。

それ以外に時価総額から24時間の取引量、最大供給量が載っています。

チャートは初期段階では「全部」表示されるようになっています。

やはり、全体を見るといつ高騰し、いつ暴落しているのかがはっきりと分かります。

上場先取引所と出来高を知る!

24時間の取引量が多い取引所順になっていますが、調べた仮想通貨がどこの取引所で取引されているのかを調べることもできます。

進捗やソーシャル情報を確認する!

それぞれの仮想通貨の開発進捗やソーシャルでの情報を確認することもできます。

しかし海外サイトが多いのでほぼ英文なので翻訳機能などで訳す必要があります。

取引所の出来高やランキングを知る!

コインマーケットキャップは仮想通貨取引所の出来高をランキングで確することもできます。

ビットコインのドミナンスを確認!

仮想通貨の動きなどを分析することもできます。

ビットコインのドミナンス(総時価総額のパーセンテージ)を確認する方法です。

全体の時価総額をグラフで見れるので、どの仮想通貨がずっと高く、急に上がってきている仮想通貨や下がってきている仮想通貨をひと目で分かります。

騰落ランキングをチェックする!

暴落ランキングというのは価格の下落率が高い仮想通貨順に表示させることができます。

価格の下落率が激しい仮想通貨は要注意ですし、買う前に知ることも大切なので便利な機能だと思います。

新規登録の仮想通貨情報を知る!

最近上場した仮想通貨を調べることができるので、例えばICOに参加したと仮定して、自分が投資した仮想通貨がコインマーケットキャップにも載っているか確認する場合にも利用できます。

まとめ

コインマーケットキャップは仮想通貨の情報を調べるにあたり大変便利なサイトです。

それぞれの仮想通貨の動きだけでなく、ランキングを並び替えたり、取引上や仮想通貨のウェブサイトに直接アクセスできたりします。

また、ウィジェットやAPIも提供しているので初心者から上級者まで満足できます。

ですので、たくさんの仮想通貨が気になり始めたら、このサイトを利用して、時価総額などを確認するといいかもしれません。

仮想通貨の仕組み┃「世界を変える!」と大騒ぎの理由とは?

世界を変えることができると言われている仮想通貨の仕組みとは?!

仮想通貨とは、インターネット上でやり取りできる、価値をもったデジタル通貨の一種です。

国の法律で認められている法定通貨と仮想通貨には違いがあり、仮想通貨と電子マネーにも違いがあります。

仮想通貨には、発行主体がおらず実体の無い、暗号化されたデータです。

代わりに、ブロックチェーンと呼ばれる技術が用いられています。

仮想通貨には一般的に発行者がいないので、特定の機関が意図的に発行量を変え、価格が調整されることがありません。

そのため、通貨の流通量が増えすぎて価格が低下してしまわないように、発行数に上限を設けているものがあります。

では、もう少し詳しく仮想通貨についてご紹介していきたいと思います。

仮想通貨の仕組みについて

通貨とは本来、その価値の信用で、成り立ちます。

では、管理主体が存在しない仮想通貨は、なぜ通貨として成立するのか?

それはブロックチェーンという物が存在するからなのです。

ブロックチェーンとは?

ブロックチェーンとは分散型台帳とも呼ばれ、取引情報がネットワーク上の台帳のようなものに分散、保管されています。

取引情報は一定数集められ、ブロックという単位でまとめられます。

このブロック(取引データのかたまり)を繋げていく仕組みをブロックチェーンと呼びます。

ブロックチェーン上に記録された取引データは、全てのネットワーク参加者に公開・共有される仕組みになっています。

そしてブロックチェーンには、2つのメリットがあります。

メリット①トラブル時でもシステム全体は機能する!

ネットワークの一部のサーバーで故障やトラブルが発生しても問題なくシステム全体は機能します。

たとえば、ある銀行のサーバーが故障すると、その銀行を通じた取引はできなくなりますが、ブロックチェーンでは分散管理によって、他のサーバーが取引情報を引き継ぐことができます。

メリット②データ記録は改ざんされにくい!

一度ブロックに組み込まれたデータを書き変えるためには、チェーンで繋がった過去のブロックごと変える必要があります。

ですが、すべてのブロックを書き変えて、改ざんすることはほぼ不可能と言われています。

ですので、ブロックチェーンのデータ記録は改ざんされにくいのです。

仮想通貨の種類は2千を超える!

仮想通貨と言えば有名で誰もが知っているのがビットコインだと思います。

しかし、ビットコイン以外にも仮想通貨は2千を越える種類があるといわれています。

ビットコイ以外の仮想通貨をまとめてアルトコインと呼ばれています。

仮想通貨は誰もが作成することができるので仮想通貨の種類が多いのです。

仮想通貨の3つのメリット

仮想通貨には3つのメリットがあります。

メリット①個人間で直接送金ができる

仮想通貨は国境も越えて、相手に直接送金ができるので、理論上は手軽な手数料で、速く決済できますが、通常の送金だと第三者機関を仲介するため、時間やコストがかかります。

メリット②24時間365日取引が可能

銀行などの第三者機関を利用する場合は、営業時間内でないと取引できませんが、仮想通貨の取引や送金の多くは24時間365日行うことができます。

メリット③資産として保有できる

仮想通貨は国に依存しない通貨であるため、法定通貨の価値が暴落してしまう可能性がある国では、保有する資産を守るための分散先として役に立つことがあります。

ベネズエラでは、ハイパーインフレーションで法定通貨の価値が極端に下がり、ビットコインの取引量が増えたことがあります。

さらに、世界で初めて政府による仮想通貨(ペトロ)が発行されています。

日本ではまだまだ馴染みはないですが、世界では法定通貨より仮想通貨が信用されるケースもあるのです。